サンダルランニングを2年継続して分かったこと

サンダルでランニングするのが習慣になってから2年になります。これまでフルマラソンを何度か走りましたが、すべてサンダルで参加しました。「なんでサンダルで走りよーと?(アホちゃうか)」という声援をいただくことも多いので、2年間サンダルで走って分かった事をまとめました。

なんでサンダルで走るとー?

きっかけはBorn to Run

アメリカでベストセラーになったBorn to Runという本があります。一時期、ミニマルなシューズが流行ったことがありますが、その火付け役となった本です。走る度に足を痛めて、医者から「あんた走るの向いてないよー」と言われた著者のクリストファー・マクドゥーガル。納得できずに走る事への探求が始まります。走る山岳民族。アメリカ人にしてその弟子のカバーヨブランコ。裸足で走る人類学者。ウルトラランニング界の生ける伝説にしてヴィーガンのスコットジュレクなど、強烈なキャラクター達と出会い、著者自身もコッパーキャニオンを走るウルトラマラソンへ挑みます。NIKEなど巨大シューズメーカーを気持ち良いくらいにディスり、人間の生まれ持った能力を活かすナチュラルランニングへといざないます。まぁ、めっちゃ面白かった訳です。すっかり影響されて、サンダルで走る事に目覚めてしまいました。

この本の主張は下記のような事だと思います。

  • 人間は進化の過程で長距離走の能力を獲得しており、長距離走にかけては哺乳類の中でも特に優れている。
  • 靴のクッション性を利用したかかと着地のフォームが足を痛める原因になる。
  • そもそも長距離走の能力は備わっているので、高性能な靴がなくても走れるはず。

マクドゥーガルさんと同じく、巨漢で足をよく痛める私も実践してみようと思った次第です。

サンダルで走って分かったこと

足はそんなに痛くない

最初のうちは長く走ると足がヒリヒリしたり豆ができたりしました。しかし、人間の体は不思議なもので、だんだんと足裏が硬くなってきます。2、3ヶ月もすると、20kmとか30kmとか長い距離を走っても大丈夫になりました。この辺りからフルマラソンが視野に入ってきます。よく親指と人差し指の間、鼻緒のところが痛くならないか聞かれますが、紐のテンションを緩めにしてあげると大丈夫です。

ランニングが継続できた

サンダルはクッション性が無いです。ペラペラです。地面からの衝撃がダイレクトに伝わってきます。いい加減なフォームだったり、踵から着地したりすると違和感があってとても走れません。足に優しい走法が自然と、なかば強制的に身につく気がします。靴の時はシンスプリントなどちょくちょく足を痛めては休んでましたが、サンダルにしてからは深刻な痛みがなく継続できてると思います。

財布に優しい

ランニングジューズなんて、こだわり出すとゆうに1万は超えます。メーカーはだいたい400kmで買い替えるのを薦めていますので、1万円の靴の場合、5kmのランニングあたり125円かかります。一方のサンダルは穴が開くまで使えます。前のサンダルは1500km走ってようやく穴が開きました。自作すれば3000円くらいでできますので、とても経済的。結局、これが1番の理由かも。

フルマラソンは楽しかったけど、足への負担は大きかった

はじめてのフルマラソンは2018年の福岡マラソン。サンダルで走ることを初めて半年後のことです。5時間半くらいで完走しました。その後、何度かフルマラソンを経験して今年の北九州マラソンでは念願の4時間切りができました。サンダルで大会に出ると話しかけられたり、沿道の人から声援をもらえる事があって楽しかったです。しかし、サンダルでフルマラソンを走ると負担が大きいみたいで、小指の関節やかかとなど足底の痛みが長引くことがありましたねー。フォームがよくなかったり、走り込みがたりず足が出来てなかったのかもしれません。

これからのサンダル目標

ジョグはサンダル 。ポイント練習は靴。

スピード練習とかロング走とかをやると足への負担が大きいので最近は靴も併用するようになりました。寒いと靴を履いちゃいますねー。でもサンダルではしるとやっぱり気持ちが良いし、フォームが矯正された気がします。普段のジョグではサンダルを使って距離を稼いで、足を作っていこうと思っています。

ララムリのように山でもサンダルで走りたい!

トレランでは基本的に靴で走ってます。下りで足に豆ができるし、レースをサンダルで走るのは無理だと思っていました。しかし去年、福岡の小岱山で開催されたShodai Adventure Trailに出場した時に、颯爽とサンダルで走る人がいて衝撃を受けました。全然追いつけませんでした。カッコ良かったっす。トレイルでも走ってみたいなー。コツがあるのかな。

※ララムリ:Born to Runに登場するサンダルで走る山岳民族

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