ヘビーデューティーな焚火台、野良ストーブで肉を焼く

こんにちは。mujina shouten店長のタダシです。お店も休みで平日に一人で時間ができたので、ヘビーデューティーな焚火台、野良ストーブを使ってガッツリと肉を焼いてみました。自宅の庭で。ご近所の目を気にしながら、気になる使い勝手をレビュー。クッカーで炊飯にも挑戦。果たしてうまくいくのかな。

野良ストーブは日本が誇るガレージブランド、野良道具研究所さんの焚火台です。肉厚の鉄板を使った野良バサミや焚灯籠など男気溢れるギアを制作されています。

雨の中、庭に設営。

早速、雨が降ってきました。自宅の庭で、タープを張って、雨の中。はたから見たら多少変態なのは百も承知。

このタープ、自作なんですがシームテープが剥がれまくっているので、雨漏りが気になります。ご近所の目も気になる。通りすがりの方と目があったらコンニチハの距離感です。ここは持ち前の妄想力をフル活用して、キャンプ場に行った気持ちでやろうと思います。

いよいよ、野良ストーブの出番。

これが、野良ストーブ。ぱっと見、小さいノートパソコン?にみ見えなくもない。スタイリッシュな見た目です。これが、

こう。ガチャっとトランスフォームします。組み立て5秒。5秒で焚火。このトランスフォーム感がね、男心をくすぐります。

小枝から火を付けていきます。当然、湿ってなかなか火がつかない。アルコールで湿らせたティッシュとライターを使うという軟弱着火。本当はね、マグネシウム棒削ってカッコよくやりたかったんですが、腹が減ってね。一度火がつくと、下から空気を吸って雨に濡れた薪でもガンガン燃えていきます。あっという間にスキレットが暖まります。

いよいよ、肉の出番。

はい肉!ジュワーっと良い音。たまらん。よく燃える分、油断してるとすぐに燃え尽きるので、どんどん薪をくべていきます。すごい火力!ひっくり返して、薪くべて。もう写真撮るヒマがないくらいチャッチャと焼きあがります。

どーん!一品目。焦げたりすることもなく、良い感じで焼けました。中はどうかな。焼けたかな。

完璧じゃー!適当なんですけどね。今日はツイてます。こやつを頬張りながら、二品目。ご飯を炊いていこうと思います。

そして、米を炊く。

米1合と200mlの水を1時間くらい寝かしたものをグツグツ。メスティンっぽいサイズ感のステンレスのクッカーを使用しています。蓋を固定できるので、重石がいらず便利。

参考にしたブログにはブクブクいったら弱火にしてとか、こんがりした香りがしたら火を止めてとかありましたが、なぜだろう。ブクブクいわない。匂いもしない。変化なし。クッカーの密閉度が高すぎるんでしょうか。とりあえず、肉も食い終わったし、良い時間になったので、開けてみよう。

完璧じゃー!今日はついてる。明日が怖い。適当でもいけるもんです。やっぱり火力が安定してるんですかね。すごいぜ野良ストーブ。肉を食ったスキレットでレトルトカレーを温めると、

ギトギトカレーの出来上がり!割り入れた2つの卵がこってり感を演出しています。美味い!ギトギト!

結局、野良ストーブってどうよ?

ヘビーデューティーで安定感抜群。

三角形に頑丈な五徳がついた形状、肉厚のステンレス版を使っており、小さいながらどっしりと安定しています。焚火を使った調理は、薪や料理の世話で忙しいので、安定感というのは大事なポイントだと思います。実際、重量のあるスキレットや、米と水が入ったクッカーを載せても、不安に感じることはありませんでした。

ガンガン燃えます。素晴らしい火力。

下から空気を吸って、五徳の中心に炎が集中するように考えられた形状とのことで、燃焼効率の良さは、使っていてすごく実感できます。雨で湿った薪でも突っ込んでおけば、どんどん燃えてくれます。投入した薪はきれいに灰に変わっていました。

その分、小さな薪はすぐに燃え尽きてしまいます。長めの薪を手前にはみ出すようにしてブッさして燃やしていくと、火力も安定しゆったりできました。今回、使うの忘れてましたが、サイドプレートを使うと空気量を調節できるみたいです。火力のコントロールができるのは調理には嬉しいポイントですね。

さながらトランスフォーム竈門。

くべた薪がどんどん炎に変わり、鍋の下に吹き出していく。その様は竈門(カマド)のようです。楽しく調理できました。慣れると火力の調整も自在にできそうなので、調理には心強いですね。ガチャガチャっとトランスフォームして小さくなるのも良い感じです。

野良ストーブはお店でも扱ってますので、気になった方は遊びにきてくださーい。(もちろん、新品もありますよ!)

キャンプはやっぱりキャンプ場が良い

その後は、シャウエッセン焼いたりビール飲んだりしながらボケーっと過ごしましたが、キャンプはやっぱりキャンプ場の方が楽しいですねー。キャンプって非日常感を楽しむ側面も大きい訳で、庭でやると冷静な自分が戻った時に、片付けめんどくせぇとか、ご近所さんの視点とか、気になっちゃいますね。ただのバーベキューなんですけどね。

ただ、雨は良かったです。ちょっと非日常感がありました。それでは。

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