はじめてのくじゅう17サミッツ

こんにちは!mujina shouten店主のタダシです。山仲間のKeiさんと九重1Day17サミッツなるものに挑戦してきました。九重連山の1700mを超える10の頂を1日かけて登るというものです。距離20km以上、累積標高2000m以上のハードな山行ですが、九州男児ならばいつかやってみたいと憧れていたチャレンジ。今回初挑戦となります。

相棒のKeiさんはバーチャルUTMFに挑戦中。バーチャルUTMFとはコロナ禍の中で開催された、一週間で100マイル(160km!!)走るというネット上のイベントの事。つまり、一週間で160km走る中に17サミッツを挟み込むという、かなりエクストリームなチャレンジとなっております。今週、既に100kmは走破している足で、かなりのきついと思いますが付き合っていただけました。感謝!かたや、僕は20kmを超えると必ずバテるという貧脚ランナー。果たして帰ってこれるのだろうか。10時間切って、なんとか明るいうちに帰還したい!

今回の装備について

くじゅう17サミッツの装備

備忘録に今回の装備を。基本的に服装はトレラン装備ですが、10月も下旬なので迷った末に長ズボンにしました。これが後ほど功を奏します。水は法華院温泉で補充できそうですが、暑かったら消費するかもしれないので1.2L。九重はあんまり水場がないので悩みます。

行動食は50円のようかん4つとウィーダーインゼリーのパチもんを6つ。本物のウィーダーインゼリーは150円くらいしますが、イオンのトップバリュのゼリーは一個88円!激安です。しっかり180kcalあります。

ガスガスの星生山は凍ってました

時期は10月下旬。紅葉のシーズンということもあり、牧ノ戸峠はかなり混んでましたが、なんとかスタートできました。登り始めから紅葉がきれいでテンションがあがります。しかし、ガスガス。

星生山の樹氷

星生山への分岐からは人も少なくなり、道も険しくなります。寒いなーと思っていたら、なんと霧氷が!ガスガスでも良いことあるんですね。温度計をみると0度でした。

やっとこさ久住山の絶景を堪能

綺麗に晴れた久住山

絶望的にガスガスだったので、半ば今回の山行での景色は諦めていたんですが、久住山への登りで晴れてくれました。山頂は賑わってましたが、みなさん嬉しそうでしたね。不思議と一体感が生まれていた気がします。人が多い山頂も良いですね。絶景の中、テンションが上がって、天狗ヶ城、中岳、稲星山と順調にピークハントしていきます。

姿を見せる硫黄山

雲のベールから姿を見せる硫黄山。

さざなみ立つ御池

強風でさざなみが立つ御池。

白口岳は短パン危険

白口岳から大船山

白口岳からのぞむ大船山をバックに。今からあそこに向かいます。表現が難しいですが、今から行く山々や登った山々を眺めた時、ダイナミックに移動している感覚が味わえるのは17サミッツの良いところだと思います。

すれ違ったお兄さんに、「この先、来たことを後悔させる狭い道があるから気を付けろ」的な事を教えてもらいました。

白口岳への縦走路

灌木が茂った狭い道。短パンだったら間違いなくキズだらけです。長ズボンでよかった。お兄さんが言っていたのはここの事かな。

白口岳の崩落箇所

鉾立峠までの下りでは大雨の被害で道が崩落している箇所がありました。通行する時は十分注意してください。

いざ大船山へ。たいせんざんだよ。

紅葉に染まる大船山

僕は「だいぜんざん」だと思ってましたが、「おおふねやま」と言う人もいて、自信を無くしておりました。しかし、稲星山の山頂でお姉さんに「たいせんざんだよ」と教えていただきました。この山は「たいせんざん」が正解のようです。しかし、稲星山や星生山、九重の山の名前って素敵ですね。なんとなく宇宙を連想させます。

鉾立峠からの不明瞭なルート

鉾立峠から大船山のメインルートまでの道は、より狭く不明瞭でした。地図上はフラットなんですけどね。黒土で滑るし、全然走れません。この道を選んだ事を少し後悔。お兄さんの忠告がなければ心を砕かれていたことでしょう。ありがとうお兄さん。しかし、目線を上げると美しい森が広がっています。

大賑わいの大船山。紅葉はいかに。

紅葉の最大の見所ということで、メインルートはたくさんの人で賑わっていました。トレランっぽい格好をして、ハァハァ言いながら登ってくるので、みなさん気づいて道を譲ってくれます。止まるとかっこ悪いのでさらにペースが上がり、余計ハァハァ言うという好循環(?)。急登では凄い形相になっていたと思います。美しい景色に水を差してしまったことを深く反省します。

大船山山頂に到着

山頂に到着!大賑わいでした。一瞬のスキをついてパシャリ。登り初めた時には想像もできなかった青空。山の天気は気まぐれです。

紅葉と青空と御池

御池の紅葉はピークを過ぎていたものの、まだ残っていました。良かった。青空とのコントラストが綺麗です。

こわい三俣山

これから登る三俣山。今回のラスボスです。この時はおどろおどろしい姿に見えました。怖い。

終わらない三俣山

北千里浜

北大船山を踏んでから坊ガツルへ。たくさんのテントが花を咲かせていました。法華院山荘でゆっくりしたかったのですが、時間が押していたので補給を済ませて足早に出発。補給食も少なくなり、体力も削られながら、なんとか北千里浜へ。異世界感すごいです。

スガモリ越から眺める三俣山は「食後のデザート」と形容しても良いくらい低く、そして優しく見えました。あと一息、あのピークを登れば帰れると思って最後の力を振り絞り、そこに見えるピークを目指します。

三俣山へ

ピークを登り終わった時、思いました。「やっと終わった」と。しかし、今いる山頂の標識を見ると「三俣山 西峰 1678m」。17サミットじゃなーい!ついに三俣山が本当の姿を見せてきました。

三俣山の縦走路

終わらない戦い。デスピサロな気分です(?)。10時間切るには急がないといけません。本峰がえらく遠くに感じました。近いんですけどね。しかし、縦走路は日が傾きかけて、最高の雰囲気。

はじめての17サミッツ。完。

南峰に到着

Keiさんに引っ張ってもらいながら、なんとか最後のピーク、三俣山南峰へ。ポーズを取る余裕すらありません。

南峰スマイル

一方Keiさん、バーチャル100マイルの達成の為に、翌日42km走る必要があるそうです。なのにこのスマイル。後日、きっちり100マイル達成されました。タフすぎる!

満身創痍のIV峰

なんとかIV峰へ到着。この後、スガモリ越から大曲登山口へ。石の上をぴょんぴょん行く感じで、熟成した足には結構応えましたが、無事に明るいうちに下山できました。

くじゅう17サミッツを終えて

ガスガスの久住山へ

九重へは何度か来たことがありますが、1日で歩き通すというのは初めて。ガスガスだったり、賑わっていたり、夕焼けだったり、九重のいろいろな姿を体験できる贅沢な1日でした。

紅葉の大船山

今回なんとか10時間を切れてましたが、YAMAPを見ていると7時間以内に回っている方もいて、本当に凄いと思います。ルートや登る時期など工夫すれば、もっと早く行けるかも。九重について新しい楽しみ方を見つけた気がします。しかし、時間があれば、坊がつるでテン泊して、ゆっくり温泉につかって、星空の下でビール飲みたい!

はじめての17サミッツ🍁 / tadさんの久住山中岳(九重連山)大船山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

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